カナダでのワーホリ生活、いざ始まってみると、想像以上に重要なのが「住む家」のこと。
私はこれまでに4つの家に住みました。
家賃、治安、シェアメイトとの相性…。どれも想像以上に大事で、住む場所によって日々の快適さがまったく違います。
今回は、実際にどんな家に住んだのか、引っ越した理由は何だったのか、経験ベースでお話ししていきます!
家探しに使ったサイト
まず、主に使用されるのはこの3つのサイト:
- JP Canada(バンクーバー)
- e-Maple(トロント)
- Facebookマーケットプレイス
私はバンクーバーに滞在していたので、JP Canadaを使っていました。
探し方については他のブログにもたくさんあるので、ここでは体験談と気をつけるポイントを中心にまとめていきます!
2軒目:初めてのシェアハウス探し
バンクーバーに渡航後、最初は日本で手配してもらったホームステイ先へ。
その間にJP Canadaを使って、次の家を探しました。
最初の内見は、語学学校でできた韓国人の友達に付き添ってもらいました。
知らない人と2人きりは不安だし、第三者の意見がもらえるのはとても心強いです。
1件目の候補
- 家賃:$1000(約10万円)
- キッチン:3人で共用
- バスルーム:専用
- いわゆる「マスタールーム」
条件は悪くなかったけど、迷っている間に他の人に決まってしまい、大家さんが別の物件を紹介してくれました。
決まったのはここ
- 家賃:$950(最初は$1000→交渉して$50引いてもらえた!)
- キッチン:4人共用
- バスルーム:3人共用
- シェアメイト:女性4人(中国人、ベトナム人2人、日本人の私)
マイナスポイント:
- 掃除を誰もしない。髪の毛が常に床に…。
- 駅から家までの道が暗く、治安面に不安(パトカーや警察が家に来たことも)。
- 同居人がみんな家にこもりがちで、謎が多かった。
3軒目:職場の人から紹介された家
ワーホリ生活が長くなると、人づての紹介が増えてきます。
私も、職場の同僚の家に住まわせてもらえることになりました。
- 家賃:$750とお手頃
- 基本的にバスルームは一人で使用
- 家具付きで、特に新しく用意するものなし
- 息子・娘が独立した後の空き部屋に住まわせてもらうスタイル
最初は快適だったのですが、家族の中に入って暮らすというのは、文化の違いもあって正直つらくなってきました。
パーティーのような騒がしさがあったり、プライベート空間の少なさも。
そしてこのお家の息子くんは、やんちゃボーイ。
いろんな事件を起こされ、私は引っ越しを決意しました。
この事件については別記事で書けたらと思います。
4軒目:最終的にたどり着いた理想の住まい
再びJP Canadaで探して見つけた、英語のみで書かれた募集ページ。
「多国籍の人と住むのかな?」と思っていたら、なんと日本人とのシェアハウスでした。
- 実際に入居中の子とも話ができ、「ストレスないよ」と聞いて即決
- 初のアパートタイプ
- 新しさはないけど、最低限の掃除で快適に暮らせるレベル
- シェアメイトは親切な日本人女性で、本当に安心感があった
ここがいちばん自分に合っていて、ワーホリ後半は穏やかに過ごせました。
家を決めるときにチェックしておきたい5つのポイント
① 駅からの距離
通勤・通学が大変だと毎日しんどい。
できれば電車かバス1本で通える立地が理想。
② シェアメイトの人数
自分含めて3人までがベスト。
それ以上だと、朝のシャワー・トイレ争奪戦になります。
③ 家具の充実度
フライパンや布団、電子レンジなど、揃っていると本当に助かる。
特に布団の有無は忘れず確認!
④ シェアメイトの国籍
正直、日本人とのシェアは安心感が段違い。
掃除、音量、生活のルールなど、文化のすり合わせをせずに済むのは大きなメリットです。
⑤ 「日本の感覚」は一旦捨てる
築年数、日当たり、水圧、セキュリティ…
完璧を求めると決まらない。
「健康に害がなければOK」くらいの心構えがちょうどいい。
最後に:引っ越してわかった「快適な家」の条件
私は4回の引っ越しを経験しましたが、最終的に一番快適だったのは日本人とのシェアハウスでした。
- 共通の生活マナーがある
- 夜中に騒がれない
- 母国語でトラブルも相談できる
もちろん、他国の人とのシェアで楽しい経験ができることもありますが、
「ストレスの少ない生活」こそが快適なワーホリライフの鍵だと思います。
多少家賃が高くても、夜眠れない・長時間通勤などのストレスが溜まる家より、
心と体に優しい家を選ぶことが大事。
これからカナダで家探しをする方の参考になれば嬉しいです!
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