【失敗から学んだ教訓】マッチングアプリでの怖い体験談

婚活

「彼氏が欲しいけど、マッチングアプリってなんだか怖い…」
「興味はあるけど、どんな人が登録してるのか不安…」

そんなふうに思っている方は、きっと少なくないはずです。

実際のところ、マッチングアプリはとても便利な出会いのツールですが、使い方を間違えると危険な目にあうこともあります。

私自身、過去にマッチングアプリで怖い思いをした経験があります。
その体験を踏まえて、「マッチングした人と実際に会うときに、どんなことに気をつければいいのか?」を、この記事で詳しくお伝えしていきます。

マチアプ失敗談

今から3年ほど前、ちょうどコロナが落ち着き始め、世間が少しずつ外出ムードになってきた頃のことです。
私は「そろそろ恋愛もしたいな」と思い、マッチングアプリを使って彼氏を探していました。

当時の私は、「行動力が大事!」と信じていたこともあり、気になった人がいればすぐに会うようにしていました。
ですがその“フットワークの軽さ”が、思わぬ怖い経験につながってしまったんです。

会う前のやりとりは好印象だったけれど…

マッチしたのは、2つ年上の製造業の男性。
趣味はドローンを飛ばして自然を撮影することだそうで、私も当時一眼レフで写真を撮るのが好きだったので、「趣味が合いそうだな」と感じていました。

メッセージのやりとりもスムーズで、ある日「一緒にドローンを飛ばしませんか?」と誘われ、私はすぐにOKしました。

ただ、待ち合わせ場所として指定されたのは「海辺」か「山の中」。
ちょっと不安に思いつつも、「ドローンを飛ばすなら人が少ない場所がいいのかも」と自分を納得させてしまったんです。

最終的に、観光客もよく訪れるという“展望台のある山”に決定。
最寄り駅で待ち合わせし、そこからは彼の車で向かうことになりました。

車内で目にした“異様なキーホルダー”

そして――いよいよ彼の車に乗った瞬間、私は一気に不安になりました。

まず目に入ったのは、運転席周辺にずらっと並べられた大量のお守り。
「安全運転に気をつけてるのかな」と最初は思ったものの、その後ろに見えてきたのが、問題のキーホルダーでした。

そこには、何個もぶら下がったキーホルダーに、
「○ね」「醜く豚のように」などの過激な言葉が…!

一見、何かのアニメや漫画のセリフらしいのですが、車内にずらっと並んだ“攻撃的な言葉たち”に、私は背筋が凍りました。

彼は清潔感もあり、見た目はとても落ち着いていて物静かな雰囲気。
だからこそ、そのギャップがより一層、不気味に感じてしまったのです。

思い切って「このキーホルダー、なんですか?」と聞いてみると、
「ああ、〇〇っていうアニメのですよ。知らないですか?」と、ごく普通のテンションで返されました。

死にたくないと神に祈った、山道のドライブ

そうこうしているうちに、車はどんどん山道を登っていきます。
途中、対向車とすれ違うのもやっとな細い道もあり、「もしこの人が急に暴走したら、車ごと転落して死ぬかもしれない…」と、そんな考えが頭をよぎりました。

とはいえ、「やっぱり降ろしてください」と言っても、駅まで戻るには徒歩ではとても無理な距離。
私は心の中で神に祈る思いで、ただただ車が安全に停車することを願い続けました。

なんとか目的地に到着。でも安心はできなかった

やがて、目的地である山頂の展望台に到着。
観光客らしき人たちがちらほらいて、ようやく少し安心することができました。

彼はさっそくドローンを組み立てて飛ばし始め、「どうですか?すごくないですか?」と得意げに解説をしてくれます。

…が、私の頭には彼の言葉はまったく入ってきませんでした。
早く帰りたい、でもつまらなそうな顔をして相手の機嫌を損ねたら、それはそれで怖い。
そう思いながら、私は精一杯おだてて、相手の機嫌をとることに必死でした。

地獄の帰り道

ドローン飛行が終わると、「このあと、どこかでご飯でもどうですか?」と誘われました。

正直、もう一刻も早くこの人と別れたかった。
物静かに見えて、その内側に潜む何か――攻撃的な何かを、本能的に感じ取っていたんだと思います。

とはいえ、食事を断ったことで怒らせてしまい、もしそれが引き金になって何かあったら…と、考えると怖くてはっきり断ることもできませんでした。

そこで私は、少し遠回しに「トイレに行きたいので、駅までお願いできますか?」と伝えました。
駅で一息ついてから、改めて予定を決めましょう…という形に持ち込んだんです。

この判断が正解だったかはわかりませんが、彼はとりあえず駅まで車を走らせてくれました。

市街地に戻るまでの道のりは、まさに恐怖のドライブ。
でも駅が見えた瞬間、本当に心からホッとしたのを覚えています。

車が停まった瞬間、私は「じゃあ、また連絡しますね!」とだけ言い、素早くドアを閉めて駅へ駆け込みました。
ドアを閉める直前、彼に「LINE教えてもらっていいですか?」と聞かれましたが、
「あとでアプリ経由で送りますね!」とごまかして、その場を後にしました。

そして駅構内に入り、彼が追ってこないことを確認してすぐ、アプリで彼をブロックしました。

振り返ってみて:彼が悪い人だったとは限らないけれど

今振り返ると、彼はただ純粋にドローンを飛ばして楽しみたかっただけだったのかもしれません。
私が過剰に怖がりすぎただけ…という可能性も、もちろんあります。

でも、海や山といった人気(ひとけ)のない場所に誘ってきたこと
物静かな見た目と裏腹に、車内にあった攻撃的なキーホルダー
この「静」と「狂」のギャップに、私は本能的に違和感を抱いてしまいました。

結果的に何も起きなかったけれど、「何か起きるかも」と不安な気持ちで過ごすデートは、決して安全とは言えないと思います。

自分の身は自分で守れるようにしておくために

あのときの経験から、私が強く感じたのは、「女性は常に“守られる側”ではいられない」ということです。

マッチングアプリでの出会いは便利で、素敵なご縁につながることもある一方で、
一歩間違えれば、自分の安全を脅かす可能性もあるという現実を忘れてはいけません。

だからこそ、以下のポイントを必ず守るようにしています。

  • 初対面の前に、必ず電話をして相手の雰囲気を確認すること
  • 仲良くなるまでは、絶対に相手の車に乗らないこと
  • 待ち合わせ場所は、駅前のカフェなど人目のある場所にすること
  • 会うのは必ず明るい時間帯に。夜は絶対に会いに行かないこと

女性は男性に比べて筋肉量も少なく、小柄な方も多いです。
力で何かされたら、正直、勝てません。

だからこそ、「自分の身を自分で守る意識」がとても大切です。

そして何より、「なんか嫌だな」「なんか怖いな」と感じた自分の直感は、絶対に無視しないでください。

もしそれを軽視して、あなたの不安を無視するような相手がいたとしたら――
その人とは、たとえ今後関係が続いたとしても、どこかでうまくいかなくなると思います。

たとえば…

  • 「車で移動しようよ」と言ってくる人
  • 出会って間もないのにすぐに会いたがる人
  • 理由をつけて夜に会おうとしてくる人

こういった人は、「相手の立場に立って考える力」が欠けている可能性があります。
どんなに優しく見えても、そこがズレていると、長い付き合いは難しいと感じます。

まとめ:怖さを知って、上手に使えば大丈夫

今回は、私がマッチングアプリで実際に体験した、ちょっと怖かった出来事をご紹介しました。

今思えば、自分の軽率な行動が原因だった部分もあります。
でも、あのときの経験があったからこそ、今はもっと慎重に行動できるようになりました。

マッチングアプリは、知らない人と出会う場所です。
それはつまり、リスクと隣り合わせであるということ。

だけど、リスクがあるからといって、行動しないのはもったいない!
しっかりと自分を守る意識と対策さえ持っていれば、必要以上に怖がることはありません。

あらためて、マッチングアプリで出会った人と初めて会うときは、以下のことを守ってみてください。

  • 会う前に、一度は電話で話す
  • 初対面んお人の車には乗らない
  • 人目のある場所で会う(駅前のカフェなど)
  • 明るい時間帯に会う

安心できる環境で会えば、心にも余裕が生まれて、相手のことも冷静に見ることができますよ。


みなさんに、安心で素敵な出会いがありますように!

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