「英語できないのに、ワーホリなんて無理かな…」
そう思って、何度も踏み出せずにいませんか?
参考書を買ったけど続かなかった。
英会話スクールは高くてなかなか決断できない。
「もう少し話せるようになってから行こう」と思っているうちに、気づけば1年が過ぎていた。
そのループ、私も全く同じでした。
英語を完璧にしてから行こうと準備を続けていたら、コロナのパンデミックが起きてしまったんです。
国境が閉まって、「もし数年このまま開かなかったら…30歳になったら、もうワーホリには行けない」と気づいたとき、すごく後悔しました。
コロナじゃなくても、健康上の理由、経済的な理由、家族の事情…「行けなくなる理由」なんて、いつどこから出てくるかわからない。
今、行ける状況にある人は、不完全なまま飛び込んでいい。
これは実際にカナダでワーホリをしてみて、強くそう感じています。
自分の体験と、現地で見てきた友達の話を正直にシェアしますね。
コーヒーを注文することすらできなかった友達が、カナダで楽しく暮らしていた
カナダにいたとき、周りには英語がほぼ話せない日本人の友達もいました。
挨拶があやしいレベルじゃなくて、カフェでコーヒーを注文することも、お会計でカードか現金か聞かれても首をかしげるレベル。
本当にゼロに近かった。
それでも彼女は、ちゃんとカナダで仕事して、友達もたくさん作って、毎日を楽しんでいました。
なぜそれができたのか。職場のリアルな話から説明します。
なぜ英語ゼロでも働けるのか?【リアルな職場事情】
① ジャパレスは、日本語で回ってる
カナダのワーホリ定番の仕事といえば「ジャパレス(日本食レストラン)」。
私自身も、カナダでジャパレスのサーバー(ウェイトレス)として働いていました。
厨房もフロアも、スタッフ間のやりとりはほぼ日本語。
「これどこ置いてましたっけ?」「このテーブル次どうする?」みたいな会話、全部日本語でした。
日本人スタッフが多いので、仕事のやり方もイチから日本語で教えてもらえる。
英語が苦手でも、仕事そのものは普通に覚えられます。
同じように、日本人向けのマッサージ店なども、従業員が日本人中心の職場があって、英語なしで働いている人がたくさんいます。
「英語ができないと働けない」は、思いこみかもしれません。
② お客さんも、意外なほど優しい
とはいえジャパレスのお客さんは、英語ネイティブの方も来ます。
オーダーを聞き取れないこともあるし、聞き返してもわからないこともある。
でもみなさん本当に理解があって、メニューを指差したり、スマホに書いて見せてくれたり、「伝わらないなら別の方法で」と自然に動いてくれる。
私のバイト初日、オーダーを取るタブレットの使い方がわからなくてパニックになっていたら、お客さんが「ノートとペン貸して」と言って、注文を全部書いてくれたことがありました。
お支払いのときには「頑張ってるね」と声をかけてくれて。初日で不安だったのが、その一言でだいぶ救われました。
カナダの人たちって、英語が苦手な外国人に慣れているからか、すごく柔軟で温かいんですよね。
③ 失敗を笑ってくれる、そのあたたかさ
ある日、お客さんに「コーラをください」と言われたとき、私は聞き間違えてフォークを持って行ってしまったんです。
お客さんの顔が「は?」ってなって(笑)。
でも次の瞬間には笑ってくれて、「コーラね!」と明るく言い直してくれました。
その場では穴があったら入りたかったけど、今では大好きなエピソードのひとつです。
こういうことって、ワーホリしてたら絶対起きると思う。
英語が得意な人でも、間違いはする。
でもカナダの人たちはそれを一緒に笑ってくれる雰囲気があって、それがとても救われるんです。
ジャパレスはメニューの数も多くないので、聞き取れなくてもお客さんが指差してくれることがほとんど。思っているよりずっと乗り越えやすいです。
英語より、「不完全な自分を受け入れること」の方が大事だった
私は渡航前にそれなりに英語の勉強をして行きました。
でも現地に着いたら、当然ながら全然話せない場面ばかり(笑)。
最初は「もっと勉強してから来ればよかった」とモヤモヤしていたんですが、途中から気持ちが変わってきました。
完璧な英語を目指すより、今の自分でとりあえず話してみる方が、ずっと前に進める。
間違えてもいい。
伝わらなくてもいい。そのたびに「あー、こう言うんだ」「またやった笑」って積み重ねていく方が、よっぽど英語が身についたし、毎日が楽しくなりました。
英語力より先に必要なのって、「不完全な自分を許せるメンタル」かもしれないな、と今は思っています。
英語力よりも大事な、3つのこと
私の経験からまとめると、ワーホリで本当に大切なのはこの3つです。
1. 笑顔と愛嬌
たどたどしくても、ニコニコしている人は好かれます。これは本当に。
カナダの職場でも日常でも、愛想がよくて感謝を伝えられる人は、英語が流暢な人よりも信頼されることがありました。
2. 失敗を笑い飛ばせるメンタル
コーラを頼まれてフォークを持っていく、みたいなことは誰にでも起きます(笑)。
それを「やっちゃった〜!」と笑える人は、どんどん元気になっていく。
逆に傷つきすぎてしまうと消耗するので、ちょっとのことでは揺れないメンタルがあると、カナダライフが10倍楽しくなります。
3. 自分から動く積極性
待っていても何も変わらないのが海外生活。
友達を作りたいならミートアップ(交流イベント)に参加してみる、仕事を探したいなら履歴書(レジュメ)を自分の足で配り歩く。
英語が不安でも、自分から動いた人はあっという間に友達ができて、仕事もゲットしやすくなります。
じゃあ、英語の準備は全くしなくていいの?
正直に言うと、ゼロよりは少しあった方が、楽しさが全然違います。
ただ、難しい文法や長文読解はあとでいいです。
まず「話す」練習だけやっておくと、現地での一歩目がぐっと楽になります。
特に使える一言フレーズはこのあたり:
- “Can I get a coffee, please?”(コーヒーください)
- “Can I get the check, please?”(お会計お願いします)
- “Sorry?” または “Pardon?”(え、もう一回言って?)
- “Could you say that again, please?”(もう一度言ってもらえますか?)
- “How much is this?”(いくらですか?)
特に「Sorry?」「Pardon?」の聞き返しフレーズは絶対に覚えておいてほしいです。
これひとつで、わからなかったときのパニックがかなり減ります。
私がおすすめしているのは、渡航前にオンライン英会話でとにかく「話す」感覚を作っておくこと。
ネイティブキャンプは24時間いつでも使えて、こういう日常会話フレーズの練習にぴったりです。(詳しくはこちら→英語に自信なくてもOK!ネイティブキャンプが続く理由)
まとめ|「行ける今」を大切にしてほしい
英語が完璧になるのを待っていたら、私みたいにコロナで行けなくなるかもしれない。
健康や経済や家族の事情で、急に行けなくなることだってある。
もちろん準備は大切。
周りに迷惑をかけないよう、お金のことや書類のことはしっかり整えてほしいと思います。
でも英語力を理由に諦める必要は、全くない。
不完全な自分のまま飛び込んでいい。カナダはそれを笑って受け入れてくれる場所です。
この記事が「よし、行ってみよう」と思うきっかけになれたら嬉しいです。
ちなみに日本人ゼロのお仕事もしていました。
その体験談もよければとうぞ!【カナダワーホリ日記】日本人ゼロの高齢者施設で働いてみた


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