「クレカ何枚持って行けばいい?」
結論から言うと、2枚です。私は実際に1枚が使えなくなり、2枚目に救われました。
語学学校で仲良くなったフランス人の友達は1枚しか持っておらず、大変なことになっていました。
この記事では、その体験も含めて詳しくお話しします。
私が持って行った2枚:楽天カード(Visa)と三井住友カード(Mastercard)
海外旅行の時は、クレカを2枚以上持っていく方が良いと聞いていた私。
選んだのが、楽天カード(Visa)と三井住友カード(Mastercard)の2枚でした。
普段使っていたのはほぼ楽天カード一択でした。
日本にいるときから楽天銀行や楽天市場を使っていたので、気づくとポイントが貯まっていくからです。
正直、三井住友カードの方は「一応持っておくカード」くらいの気持ちで、財布の奥にしまったままの日も多かったです。
でも今振り返ると、この「一応持っておいたカード」に、後で本当に救われることになります。
ブランドを深く考えて選んだわけではなく、たまたま楽天がVisa、三井住友がMastercardだっただけでした。
ただ結果的に、これが正解でした。
カナダでは店によって使えるブランドが違う場面があり、Visa・Mastercardで分けておいたことで助かりました。
これから2枚目を選ぶ人は、意図的にブランドを分けておくことをおすすめします。
楽天カードは基本還元率1.0%で、楽天市場や楽天銀行など楽天経済圏をよく使う人ほどポイントが貯まりやすいのが特徴です。
私が普段使いにしていたのも、その延長線上で自然に貯まっていく感覚があったからです。
また、学生でも作りやすいカードとしても知られています。
18歳以上(高校生を除く)であれば申し込め、収入がなくても審査対象になるため、「まだアルバイト収入くらいしかない」という学生のうちからワーホリ準備を始める人にもハードルが低いカードです。
三井住友カード(Mastercard)は基本還元率こそ0.5%と控えめですが、コンビニ(セブン-イレブン、ローソン)やマクドナルドでスマホのタッチ決済を使うと、還元率が最大7%まで跳ね上がるという強みがあります。
つまり、普段の大きな買い物や海外通販は楽天、コンビニでのちょっとした支払いは三井住友、という使い分けができれば、2枚持ちのメリットを最大限に活かせます。
楽天カードが限度額で止まった話【2枚目に救われた】
ある日、オンラインで支払いをしようとしたら、突然カードが通らなくなりました。
原因は限度額オーバー。
家賃はカナダの銀行口座から直接送金していたのでカード払いではなかったのですが、カナダは完全にキャッシュレス社会で、日常の買い物はほぼ全部カード払い、現金はほとんど使っていませんでした。
積み重なった支払いが、気づかないうちに限度額に達していたんだと思います。
幸い、このときはオンラインでの決済だったので、通らなかった瞬間も一人でこっそり気まずい思いをするだけで済みました。
もしこれが対面でのレジだったら、店員さんの前で気まずい思いをするところでした。
このとき助かったのが、もう1枚持っていた三井住友カードです。
すぐに切り替えて事なきを得ました。1枚しか持っていなかったら、そこで詰んでいたと思います。
今振り返ると、渡航前にカードの利用限度額を引き上げておくべきだったというのが一番の教訓です。
渡航直後はキャッシュレス払いが集中しやすいので、限度額に余裕を持たせておくと安心です。
1枚しか持っていなかったフランス人の友達の話
一緒にラーメンを食べに行ったとき、割り勘のタイミングでみんながクレジットカードで払う中、フランス人の友達だけ現金しか持っていませんでした。
理由を聞くと、持っていたカードが使えなくなってしまったとのこと。
フランスの銀行に連絡して再発行してもらうしかなく、新しいカードが届くまで数週間かかると言っていました。
その間、彼女は完全に「カードなし生活」を強いられていました。
カナダドルのコインに慣れず、会計でもたもたしている姿を見て、キャッシュレス社会でカードが使えないことの大変さを実感しました。
もっと大変だったのは携帯電話の契約です。
契約にはクレジットカードが必須で、カードが使えない彼女は契約できず、なんと窓口のお兄さんが自分のカードで契約を立て替え、彼女はその場でお兄さんに現金を渡す、という力技で乗り切っていました。
この一件から学んだのは、カードの停止・紛失は、海外では「すぐ直せない」トラブルだということです。
再発行を海外の住所に送ってもらうにも時間がかかりますし、日本のカード会社であればなおさら手続きに時間がかかります。
1枚しか持っていないと、その間の生活が丸ごと詰んでしまいます。
彼女はチャーミングなフランス人女性だったからこそ通用した奇跡的な対応で、正直、日本人がこれをお願いしても同じようにはいかないと思います。
「誰かが助けてくれるだろう」に賭けるのはリスクが高すぎるので、やっぱりクレジットカードはちゃんと自分で用意しておくべき、という結論に落ち着きます。
キャッシュパスポートは持って行ったけど、いらなかった
渡航前、「準備できるものは全部しておこう」という気持ちで、キャッシュパスポート(海外専用のプリペイドカード)も用意していきました。
当時は「クレジットカードだけだと不安」「現金を安全に持ち歩ける方法があると安心」というくらいの気持ちだったと思います。
結果から言うと、使いませんでした。
理由はシンプルで、カナダはキャッシュレス社会なので、そもそも現金を使う場面がほとんどなかったからです。
さらに、ワーホリの場合は現地に着いてから銀行口座を開くので、生活のお金は現地の口座とデビットカードで完結してしまいます。
今振り返ると、キャッシュパスポートを用意するくらいなら、最初の数日分だけ現金を普通に持って行くのでも十分だったなと思います。
無理に専用のカードを準備しなくても、現地で口座さえ開いてしまえば、それ以降の出番はほぼありません。
現地で銀行口座を開くワーホリには基本的に不要、というのが私の結論です。
Apple Payに取り込んで使うのが一番簡単だった
カードは現物で持ち歩くより、Apple Payに取り込んで使うのが圧倒的に簡単です。
カナダではApple Payでのタッチ決済がどこでも使えるので、スマホひとつで支払いが完結します。
財布を出す手間もないし、カードを紛失するリスクも減らせます。
さらに便利なのが、日本に帰国してからも同じカードをそのままQUICPay(クイックペイ)やiD払いとして使い続けられること。
コンビニでもスーパーでも、スマホをかざすだけで支払いが完結するので、帰国後の生活でもそのまま活躍してくれます。
個人的には、PayPayのような複数のQRコード決済アプリを併用するより、クレジットカード1〜2枚にApple Payで集約する方が、お金の管理がしやすいと感じています。
PayPayなど残高チャージ型のアプリは、気づいたら何にいくら使ったか把握しづらくなりがち。
カードに集約しておけば、明細を見るだけで支出が一目瞭然です。
ワーホリ前にApple Payへのカード登録だけ済ませておくと、渡航後の支払いがぐっとスムーズになります。
保険はクレカ付帯に頼ってはいけない【入国できない可能性】
ここまでカードの話をしてきましたが、実はもう一つ大事な注意点があります。
ワーホリは、滞在期間全体をカバーする保険への加入が入国の条件になっているということです。
1年のビザなら、保険も1年分。
ここを削ると、入国審査でワークパーミットの許可期間そのものを保険の期間に合わせて短縮されてしまい、しかも後から延長もできません。
「じゃあクレジットカード付帯の保険で十分では?」と思うかもしれませんが、クレカ付帯の保険では、この入国条件を満たせません。
カバー期間も短いですし、必要とされる補償内容(医療・入院・本国への送還など)も足りないことが多いからです。
私自身、この2枚のカードとは別に、1年分の海外保険にきちんと加入していきました。
次に行くとしても、入国時の1年分保険は必須なので、そこは削らないと思います。
ただ、現地に着いてからはBC州の公的保険であるMSPにも加入して、普段の通院はMSP、民間保険は「万一の入院や本国送還への備え」として使い分ける、という組み合わせ方はもっと意識したいと思っています。
このあたりの選び方は、別記事で詳しくまとめます。
よくある質問
Q. JCBじゃだめ?
使えないわけではありませんが、カナダはVisaとMastercardが主流で、JCBは使えない店やATMがあることも多いです。私は楽天カードがVisaだったので困りませんでしたが、これから作るならVisaかMastercardを選んでおくと安心です。
Q. デビットカードは?
現地の銀行口座を開いたときに一緒に作りましたが、正直ほとんど使いませんでした。クレジットカードの方がポイントも貯まりますし、支払いの流れとしても普段からクレカが中心になっていたので、デビットカードは「口座があるから一応持っている」くらいの位置づけでした。
Q. 限度額はいくらにしておけばいい?
2枚持っていれば、1枚あたりの限度額はそこまで高くなくても大丈夫だと思います。実際、私も限度額オーバーで1枚止まりましたが、もう1枚があったのでその場はしのげました。ただ、渡航直後はキャッシュレス払いが集中しやすいので、普段よりは少し余裕を持たせておくくらいがちょうどいい感覚です。
まとめ
- ワーホリのクレカは2枚が正解。ブランドはVisaとMastercardで分ける
- 1枚が使えなくなっても、もう1枚があれば現地でしのげる
- キャッシュパスポートは、口座を現地で開くワーホリには基本的に不要
- Apple Payに取り込めば、現地でも帰国後でもスマホひとつで支払い完結
- 保険はクレカ付帯に頼らず、滞在期間全体をカバーするものに別で加入する
楽天カード(Visa)と三井住友カード(Mastercard)、この組み合わせで正解だったと思います。限度額オーバーやカードトラブルは誰にでも起こりうることなので、「まさか自分は大丈夫」と思わず、2枚持って行くことをおすすめします。

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