カナダワーホリに行くには、渡航前にいくら準備しておけばいいのでしょうか。
結論から言うと、目安は2パターンあります。
- 語学学校に通わず、渡航後すぐ働く場合:約60〜64万円
- 私のように語学学校(2ヶ月)+ホームステイを利用する場合:約90万円弱
この記事では、実際にかかった費用を項目ごとに詳しく紹介します。
自分がどちらのパターンに近いか考えながら読んでみてください。
カナダワーホリの渡航前にかかる費用
カナダでワーキングホリデーを始めるまでには、ビザ申請費用だけでなく、海外旅行保険や航空券、語学学校など、さまざまな費用がかかります。
私の場合は、語学学校やホームステイ、保険なども含めて、渡航前だけでまとまった金額を準備しました。
ここでは、実際に私がカナダのワーホリに行く前にかかった費用を、項目ごとに紹介します。
パスポート関連費用
カナダのワーホリに行く際は、パスポートの取得・更新費用も必要になる場合があります。
私の場合は、すでに有効なパスポートを持っていたため、ワーホリの準備にかかったパスポート関連費用は0円でした。
これからパスポートを取得する場合、現在の費用の目安は以下のとおりです。
- 18歳以上・10年有効:オンライン申請 8,900円/窓口申請 9,300円
- 18歳未満・5年有効:オンライン申請 4,400円/窓口申請 4,800円
すでにパスポートを持っている人は、有効期限が渡航期間を十分カバーできるかを確認してください。
これから取得する人は、ワーホリの初期費用としてパスポート代も予算に入れておきましょう。
ワーホリのビザ申請費用
ビザの合計金額は369.75カナダドルです。
カナダのワーホリ申請には、IEC参加費やオープンワークパーミット保持者費、バイオメトリクス(生体認証)登録料などの費用がかかります。
現在は、以下の料金となっています。
- IEC参加費:184.75カナダドル
- オープンワークパーミット保持者費:100カナダドル
- バイオメトリクス登録料:85カナダドル
以上を合計して、369.75カナダドルです。
また、バイオメトリクスの登録には、この料金とは別に登録場所までの交通費もかかります。
バイオメトリクス登録にかかる交通費
ビザ申請では、バイオメトリクス(生体認証)の登録も必要になります。
バイオメトリクスの登録料として85カナダドルを支払いましたが、それとは別に、登録場所まで行くための交通費も必要でした。
登録できる場所が東京と大阪の2都市に限られているため、住んでいる地域によっては、交通費や宿泊費まで考えておく必要があります。
そのため、バイオメトリクスの登録料だけでなく、登録場所までの往復交通費も予算に入れておくと安心です。
海外旅行保険の費用
カナダでの長期滞在では、海外旅行保険の費用も大きな出費になります。
私の場合、1年間の海外保険で20万円ほどかかりました。
もう少し安いプランもありましたが、万が一のことを考えて、歯科治療なども補償に含まれているプランを選びました。
ワーホリは旅行よりも滞在期間が長く、現地で生活することになるため、保険を選ぶときは料金だけで決めないことをおすすめします。
特に、どのような治療が補償対象になるのか、自己負担があるのかなどは、契約前に確認しておくと安心です。
私の場合は少し費用が高くなりましたが、長期間海外で生活することを考えて、万が一に備えて補償内容を重視しました。
エージェント・語学学校にかかった費用
語学学校やホームステイを利用する場合は、渡航前にまとまった費用が必要になります。
私の場合は、語学学校8週間とホームステイ6週間などを合わせて、約51万円かかりました。
内訳は以下のとおりです。
- 語学学校8週間:26万8,000円
- ホームステイ6週間:20万4,000円
- 空港送迎:1万2,000円
- 海外送金手数料:4,000円
合計すると、約51万円です。
ワーホリでは、必ずしも語学学校やホームステイを利用する必要はありません。
そのため、この部分の費用は人によってかなり差が出るところです。
私の場合は、カナダ到着直後からいきなり自分で生活を始めるのではなく、最初に語学学校へ通い、ホームステイを利用する形にしました。
私が利用させてもらったエージェントはラストリゾートを選んだ理由【ワーホリ経験者が正直に解説】で解説しています。
航空券にかかった費用
現在は東京からバンクーバーまで格安航空会社(LCC)の便もありますが、私が渡航した当時はそのような選択肢がなかったため、エア・カナダを利用しました。
私が渡航したのは、観光シーズンが終わった9月の終わり。繁忙期を過ぎていたこともあり、航空券は比較的安く、約11万円ほどで購入できました。
航空券の料金は時期によって大きく変わるため、ワーホリの渡航費を少しでも抑えたい場合は、夏休みや年末年始などの繁忙期を避けて、航空券が安くなる時期を狙うのもおすすめです。
健康診断費用
健康診断は、ワーホリ参加者全員に必要というわけではありません。
私の場合は、医療関係や保育関係など、健康診断が必要になる仕事に就く予定がなかったため、健康診断は受けておらず、費用もかかりませんでした。
カナダのワーホリでは、希望する職種などによって健康診断が必要になる場合があります。そのため、自分がどのような仕事をする予定なのかを確認して、必要な場合だけ健康診断を受けるという考え方でOKです。
ワーホリ申請に必要な資金証明
カナダのワーホリでは、入国の際に、銀行口座の残高証明書を求められる場合があります。
目安として、CA$2,500(約27万2,500円)以上の残高が口座に必要です。
詳しい準備方法は、記事の後半で紹介します。
カナダ到着直後にかかる費用
カナダ到着直後は、生活用品など、生活を始めるための準備に費用がかかります。
特に、到着してすぐに必要になるものは事前に把握しておくと安心です。
家探し・入居時にかかった費用
私の場合、家探し・入居にかかった費用は0円でした。
理由は、渡航前にエージェント経由でホームステイの料金をすでに支払い済みだったからです。
そのため、カナダ到着直後に家探しの費用が発生することはありませんでした。
ただし、ホームステイを使わずに家を借りる場合は、初期費用がかかります。
多くの場合、大家さんにデポジット(保証金)として家賃半月分を渡す必要があります。
このデポジットは、退去時に返却されるお金です。
ホームステイを利用するかどうかで、到着直後にまとまった初期費用がかかるかどうかが大きく変わります。
自分でシェアハウスなどを探す予定なら、家賃半月分のデポジットも渡航前の予算に入れておく必要があります。
家探しについては【カナダ・ワーホリ】4つの家に住んでわかった、後悔しない家探しのポイントも参考にしてみてください。
生活用品にかかった費用
生活用品には、到着後に必要な日用品をそろえるため、約40ドルほどかかりました。
カナダで生活を始めるには、シャンプーやボディソープ、洗濯洗剤など、毎日の生活に必要なものを現地で購入する必要があったためです。
一方で、化粧品など日本から持参したものについては、現地で購入する必要がなかったため費用はかかっていません。
このように、生活用品は持参するものと現地で購入するものをあらかじめ分けておくことで、荷物を減らしながら、到着後に必要な費用も抑えることができます。
カナダで毎月かかる生活費
カナダでの毎月の生活費は、家賃や交通費、食費などを合わせて考える必要があります。
私の場合、家賃はだいたい月850ドルで、交通費や通信費などの固定費も毎月かかっていました。
特にカナダでは、日本と比べて外食費が高いため、食費や娯楽・交際費によって毎月の支出が大きく変わります。
家賃
カナダではシェアハウスに住んでいました。
何度か引っ越しをしましたが家賃は、安くて750ドル、高くて950ドルでした。
家賃は住む場所や部屋のタイプによって大きく異なります。
家賃が毎月の生活費の中でも大きな割合を占めるため、渡航前にある程度余裕を持って予算を考えておくことが大切です。
食費
食費については、毎月の金額を細かく記録していなかったため、正確な金額は分かりません。
ただし、カナダで生活するうえで食費はある程度余裕を持っておく必要があります。
特に外食をすると日本より高く感じることが多く、食費が高くなりやすいと感じました。
そのため、食費については、自炊をするか外食をするかによって大きく変わる費用として考えておくとよいでしょう。
交通費
交通費は、利用するゾーンによって料金が異なり、私の場合はゾーン1が月117.20ドル、ゾーン2が156.70ドル、ゾーン3が211.65ドルでした。
私は1ゾーン内で通勤していたときは、ゾーン1の定期券を利用していました。
また、日本とは異なり、会社から交通費が支給されなかったため、通勤にかかる交通費は基本的に自分で負担していました。
そのため、カナダで働く場合は、家賃だけでなく、通勤にかかる交通費も毎月の固定費として考えておくことをおすすめします。
通信費
通信費は、月28ドルでした。
私は日本にいる間にSIM・携帯電話の契約を済ませていたため、カナダ到着後に新たに契約する必要はありませんでしたが、毎月28ドルが引き落とされていました。
そのため、毎月の生活費としては通信費28ドルを固定費として計上していました。
携帯電話はカナダで生活するうえで欠かせないため、月々の通信費もあらかじめ予算に入れておきましょう。
私が利用した携帯会社はカナダワーホリのスマホはどうする?日本の番号はpovoで維持、現地はイエローモバイル【体験談】で解説しています。
日用品
日用品にかかる月々の費用は、だいたい20ドル(約2,180円)程度でした。
理由は、トイレットペーパーやシャンプー・リンス、ボディソープ、掃除用品、女性用品などの消耗品を、なくなったタイミングで少しずつ買い足す程度だったからです。
まとめ買いはせず、必要な分だけ購入していたので、月によって大きく変動することもありませんでした。
1か月の生活費は合計いくら?
バンクーバーでの1か月の生活費は、家賃や交通費などの固定費に、食費・日用品・娯楽費などの変動費を加えて考えるのがおすすめです。
私の場合、毎月の生活費として大きくかかっていたのは、以下の費用です。
【主な固定費】
- 家賃:750ドル~
- 交通費:117.20ドル(ゾーン1)
- 通信費:28ドル
ゾーン1を利用する場合、固定費だけでも月895.20ドル(家賃750ドル+交通費117.20ドル+通信費28ドル)〜かかります。
さらに、毎月の生活では以下のような費用も必要になります。
【主な変動費】
- 食費:月300~500ドル程度
- 日用品:月20ドル程度
- 娯楽・交際費:休日の過ごし方や外出の頻度によって変動
特に食費と日用品を合わせると、月400~500ドル程度が一つの目安になります。
食費は自炊の頻度や外食の回数、日用品は購入するタイミングや量によって月ごとに変わります。
渡航前には最低限必要な固定費に加えて、食費や娯楽費などに使える余裕を持った生活費を準備しておくことをおすすめします。
その他・予備費
留学中は、毎月の生活費以外にも、引っ越しや帰国時の航空券などの費用がかかります。
あらかじめ予備費として考えておくと安心です。
私の場合は、主に以下の費用がかかりました。
- 医療費:現地で病院にかかっていないので、なし
- 引っ越し費用:約35~40ドル
- 基本的にUberを利用して引っ越していました。
- 費用は移動距離によって変わります。
- 私の場合は、1回あたり40ドル未満でした。
- 帰国時の航空券:約13万円
- ANAを利用しました。
特に帰国時の航空券は、まとまった金額が必要になります。
また、引っ越しを予定している場合は、Uber代なども予算に入れておくと安心です。
そのため、毎月の生活費とは別に、引っ越し費用や帰国時の航空券代などの予備費も準備しておくことをおすすめします。
カナダワーホリに必要な資金証明
資金証明はいくら必要?
カナダのワーキングホリデーでは、CA$2,500以上の資金証明を用意しておく必要があります。
これは、カナダ滞在中の生活費などをまかなえる資金があることを証明するためです。
そのため、出発前に自分の口座に必要な金額があるか確認しておきましょう。
また、資金証明はカナダ入国時に提示を求められる場合があります。
私の場合は、入国時に提示を求められませんでした。
ただし、必ず提示を求められないとは限りません。
入国時にすぐ提示できるよう、CA$2,500以上の資金があることを証明できる書類を準備しておくと安心です。
英文の残高証明書を用意する方法
英文の残高証明書は、CA$2,500以上の残高がある口座の金融機関で発行してもらいます。
発行する際は、カナダのワーキングホリデーで使用することを伝え、英文で発行してもらいましょう。
準備する際のポイントは以下のとおりです。
- CA$2,500以上の残高がある口座を用意する
- 口座のある金融機関に残高証明書の発行を依頼する
- 英文で発行してもらう
- カナダドルに換算された残高が記載されていることを確認する
- 出発日の1週間以内に発行してもらう
CA$2,500以上の残高がある口座を用意し、出発日の1週間以内に金融機関で英文の残高証明書を発行してもらう必要があります。
まとめ|カナダワーホリにかかる費用はいくら?
結論として、カナダワーホリには、渡航前に約90万円、現地では毎月14〜16万円ほどの
生活費がかかります。さらに、CA$2,500(約27万2,500円)以上の資金証明も別途必要です。
理由は、渡航準備・到着直後・毎月の生活という3つの段階で費用が発生するのに加え、
入国時に「生活していけるだけのお金がある」ことを証明する資金も求められるからです。
具体的な内訳は、以下の通りです。
【渡航前にかかった費用(合計 約90万円弱)】
- パスポート:0円(既に所持。新規なら8,900円〜)
- ビザ申請費用:369.75カナダドル(約40,300円)
- 海外旅行保険(1年):約20万円
- 語学学校+ホームステイなど:約51万円
- 航空券:約11万円
- 健康診断:0円(不要な職種だったため)
【到着直後にかかった費用(合計 5,000円弱)】
- 家探し・入居:0円(ホームステイ利用のため)
- SIM・携帯電話:0円(渡航前契約済み)
- 生活用品(日用品一式):約40ドル(約4,360円)
【毎月かかった生活費(合計 月1,315〜1,515ドル/約14〜16万円)】
- 家賃:750〜950ドル(約81,750円〜103,550円)
- 交通費:117.20ドル〜(約12,775円〜、ゾーン1の場合)
- 通信費:28ドル(約3,050円)
- 食費:300〜500ドル(約32,700円〜54,500円)
- 日用品:20ドル程度(約2,180円)
【その他・予備費】
- 医療費:0円(病院にかかっていないため)
- 引っ越し費用:1回あたり40ドル未満(約4,360円未満)
- 帰国時の航空券:約13万円
【別途、用意が必要なお金】
- 資金証明:CA$2,500以上(約27万2,500円)※支出ではなく、口座に残しておくべき金額
ここまでの内訳を踏まえると、渡航前に必要な費用は、語学学校を使うかどうかで大きく変わります。
語学学校なしで渡航後すぐ働く場合は約60〜64万円、私のように語学学校+ホームステイを利用する場合は約90万円弱が目安です。
「語学学校なし」の場合は、ビザ・保険・航空券に加えて、住まいのデポジット(家賃半月分)と、働き始めてから給料が振り込まれるまでの約1ヶ月半分の生活費を入れています。
実際の期間は仕事の見つかりやすさによって前後するので、あくまで目安として考えてください。
※為替レートは2023年9月の平均(1カナダドル109円)で計算しています。

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